京都市立二条中学校
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  視覚情報を用いた聴覚障害等多様な生徒の指導法の確立
 
 

本校は二条城の西、京都西陣の南の落ち着いた地域に位置している。全校生徒315人の中で、学年別固定制難聴学級3クラス(23人)、京都市児童相談所内の青葉寮から生徒が通う情緒障害短期治療学級3クラス(7人)、知的障害・知的障害を伴う情緒障害学級2クラス(4人)という多様な種類の特別支援学級を併設し、また通常の学級にも他校よりは多い数の発達障害のある生徒が在籍しており、特別支援の対象となる生徒は全校生徒の1割を大きく超えている。従前からそれぞれの学級のニーズに着目した実践をする中で、単に一つの障害についての支援方法を個別に進めるのではなく、学校全体がその方法論を共有することで、多くの一般生徒へも有効な手だてとなるのではないかと考え始めている。特に、校内で人数の多い聴覚障害のある生徒にとってのわかりやすい文字情報などの視覚的工夫は、実は情報を整理・統合することで、他の発達障害のある生徒や一般生徒へも大きな一助になるのではないか、という仮説を立てた。この研究では、年間を通じて、学校全体での情報の共有化を図る具体的な取組を研究・実践すると同時に、その視点を国語科等の授業場面で生かすことで、「主体的に読む力」を高める授業実践をすることを計画し実践した。